3月のPLY OSAKAオープン記念のイベント。
リアルイントレプレナーズセッション。
司会はフィラメントの角さん。
登壇者はこの3人。
村田製作所の牛尾さん
ケイ・オプティコムの名畑さん
富士通の財満さん
牛尾さんは大局的な話から。
強いつながりと弱いつながり。
知の探索と深化。
どっちも大事。
弱いつながりや知の探索にうってつけなThe DECK。
名畑さんは2回目の新規事業について語る。
既存事業から独立した組織で、メンバーの想いから考え、とりあえずやってみるの精神。
共創・協働するのにうってつけなThe DECK。
財満さんは種を蒔く。
種を蒔かなければ芽は出ない。
財満さんの心の羅針盤は野中郁次郎先生の「実践知リーダーシップ」6つの能力。
イノベーションの本質である暗黙知と形式知のスパイラルは自動的には起こらない。それを絶えず触発する『実践知のリーダー』が必要だ。我々は優れたリーダーには6つの能力があると考えている。共通するのは(1)何が善かというビジョンを示す能力(2)議論や創発の場をつくる能力(3)ありのままの現実を直観する能力(4)見抜いた本質を物語やビジネスモデルの形に高める能力(5)それをあらゆる手段を使って実現する政治力(6)これらすべての能力を持つ人材を育成し、組織化する能力――だ。欧米流の徹底した分析ができる能力は否定しない。だが、サイエンス(分析)とアート(芸術)を総合できる人材が求められている
それにプラスして情熱が必要と財満さんは語る。
パネルディスカッションでは2つの問いを基に始まった。
新規事業開発に大事なものは?
自分の味方をつくるには?
共通していたのは、新規事業開発に大事なものは、本人の情熱と上司の理解。
自分の味方をつくるには、弱いつながりから巻き込んでいくこと。
いずれも社内に協力者がいることが重要だと思った。