ラヴソング
福山雅治が主演の月9ドラマ。
ラブソングじゃなく、ラヴソングなのがちょっと時代を感じる。
このジャケじゃ見ないよねー。きっと面白くないよねー。と思いながら、FODで見てみた。
どうやら吃音の女の子の物語らしい。
福山は元ギタリストで今はヒモで臨床心理士をしてるらしい。
ヒロインの女の子は全然知らなかった。
でも吃音の演技がめちゃうまい。
よくあんなに自然にどもれるなーと思った。
ストーリーもただの恋愛ドラマじゃなく、吃音の女の子さくらの成長と、それを支える臨床心理士、広平との関係の物語のようだ。
すごい丁寧に作られている。
注目したシーンがある。
さくらが吃音を克服するために、職場の歓迎会の予約をしていた。
何度も居酒屋に電話するけど、吃音のためうまく予約ができない。
でもどうしても予約したかったので直接店に行った。
そのとき、ちょうど広平(福山)が店のカウンターで飲んでた。
さくらの事情をしっていた広平は、店員がちゃんとさくらの言葉を聞き届けられるように、そっと手助けをした。
隣の席で飲んでたOLが飲み物をこぼして「すみませーん」と店員に呼びかけようとしたとき、広平が自分のおしぼりをすぐに渡して「これで拭いてください」と言い、店員が呼び止められるのを阻止したのだ。もちろん、さくらに気づかれることなく。
めっちゃさりげないやん!
ちょっと感動した。
こんな細やかな気配りができる脚本が素晴らしいと思った。
で、最後にさくらが歌うシーンがでてきた。
最初はたどたどしかったけど、徐々に自然と歌えるようになった。
めっちゃ上手かった。
調べてみたらヒロインのさくらは藤原さくらというシンガーソングライターらしい。福岡出身の20歳らしい。
本気で歌ってるの見たけど、めっちゃ上手い。好きな歌声。
他のYoutubeに上がってる曲も全部聴いた。すげー良かった。
ファンになったよ。CD買おうかな。