ウイスキーの基礎知識。
は
ハスク
麦芽を粉砕した時の一番粗いもの。細かくなるにつれ、グリッツ、フラワーとなる。ハスク、グリッツ、フラワーの比率でウイスキーの味が変わる。ハスクは麦汁を濾すときの濾過層の役割も果たす。
ひ
ヒース
スコットランドは風が強く寒い地域なので大きな木が育たない。代わりに地表を覆うのはヒースやヘザーといった丈の短い植物である。ヒースが長年堆積したものがピート(泥炭)となり、麦芽を乾燥させるときの燃料として使われる。
ふ
フロアモルティング
均一に麦芽を成長させるために、水に2日間浸した大麦をコンクリートの床にばら撒き、シャベルでかき混ぜる作業のこと。ボウモア蒸留所で村上春樹が体験したこともある。重労働だが、ウイスキー好きには憧れの作業。
へ
アイラ島、アラン島、スカイ島(タリスカー)、ジュラ島、マル島(トバモリー)に蒸留所がある。
ほ
ホッグスヘッド
樽の大きさの名称。容量は225リットル。ホッグは豚の意味。豚一頭と同じ重さのためこの名がつけられたらしい。
次回はまみむめも