学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

働き方改革について考察する

人事に異動してもうすぐ1年になる。

働き方改革PJのメンバーになり、得意な組織開発の手法を使って色々とやってきた。

ナレッジマネジメントについても経営層からお達しが来ているので適当にこなしながら自分の業務に役立てた。おかげで今年はほぼ残業ゼロで仕事を趣味的に楽しんでいる。

 

大企業の人たちが働き方改革を進める上で大事なことは3つ

 

1.軸を持つ

2.他人に頼る

3.あきらめる

 

1.軸を持つ

軸を持つことがもっとも大事。軸とは得意なことや大切にしている考えのこと。

僕の場合は組織開発的な手法を趣味的にやってきたことから各種ワークショップの企画が得意で機会があれば自発的にする。おかげで昨年は業務的にもワークショップを4本企画し、10回以上は多様な部門の人たちに実施してきた。定時外の勉強会も含めればもっと回数は増える。

また大切にしている考えは「眠っているお宝を掘り起こし、みんなに広める」こと。これはTEDのIdeas worth spreadingにも通づるし、ライフワークのウイスキーエストロの活動Whisky worth spreadingにも通づる。会社の中にも眠っているお宝はたくさんある。それこそナレッジマネジメントの要諦である。

得意なことと大切にしている考えを掛け合わせ、会社の向かう方向性と合わせれば、無駄なく自分のリソースをフル活用できる。

 

2.他人に頼る

自分の得意なこと以外は全力で他人に頼る。さらに言えば自分がやりたくて得意なこと以外は他人に頼ったほうがいい。働き方改革PJでは「誰が何を知っているか?」を共有するためにランチ対話会というのを企画し、自己紹介シートのフォーマットを作り、ファシリテーションの流れを共有した。それにより僕以外の人でもファシリテーションできるようになった。誰にでも出来るようにすれば、あとは他人のやる気を刺激してあげれば仕事を引き継ぐことができ、僕の負担が減る。おかげで次のステップでやりたいことが出来るようになった。

 

3.あきらめる

自分が得意なものではなくて、周囲の人に助けてもらえなそうな仕事はあきらめる。上司から仕事を振られても「だが断る」と言う勇気が必要。その仕事は業務委託費やコンサル費用が別途かかる訳で、そこまでしてやるべき仕事なのか?と上司や経営陣に問いただす。あと、放っておくと忘れ去られることもあるので積極的に先延ばしにする。

 

この3つを実施することで残業ゼロで楽しく仕事が出来るだろう。

早く帰って自分磨きをしてさらに自分の得意なことを伸ばせば良い。