学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

三社参りランから種田山頭火の足跡を辿る

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昨日に引き続き二社目は護国神社から。

 

防府天満宮の表参道を通り

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神社は山の麓にあることが多いことを実感。
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狛犬

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神社に置いてあるものは何かしら所縁がある。
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毎年お馴染みの木彫りの干支

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本殿は行列なので横の酒垂神社へお参り。

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今年も美味しいお酒をたくさん飲みたい。
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酒垂岩はもうちょい上のほうにあるらしい。

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防府天満宮の近くには山頭火ふるさと館がある。

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観覧無料なので入ってみる。

 

メイン展示の前に和紙人形作家の作品が展示されてる。

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月が酒がからだいっぱいのよろこび
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おもひでがそれからそれへ酒のこぼれて
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酔うてこほろぎと寝てゐたよ
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酒垂神社にお参りした後に山頭火の酒の句を詠む。呑みたくなる。

 

メイン展示の年表を見ると、

山頭火は出家する前は酒造りをしていたらしい。

酒好きで煙草も好きだったらしい。

 

交流スペースにもいろいろ展示してた。

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今月の一句は、

お正月の誰もこない小鳥の合唱

 

寂しくもあり寂しくない

 

山頭火版画も売っているらしい。一枚150円。

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「一年を通して」の中から一句

膝に酒のこぼるるに逢ひたうなる

 

 

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「夏」の中から、

朝蝉澄みとほるコーヒーを一人


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「冬」から、

雪がふる人を見送る雪が降る

 

ふるさと館の横に山頭火の小径がある。

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山頭火の生家まで続く

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なんの変哲もない小道だけど時折り目印がある。
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山頭火の足あとを辿る。
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住宅の間にひっそりと生家が現れる。
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空へ若竹のなやみなし

 


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うまれた家はあとかたもないほうたる

 

あたたかく人も空も
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何を求める風の中ゆく

 

山頭火の余韻に浸り、残り6kmを夕暮れとともに走る。

 

1月2日ランは意外な発見の多い14km。