この記事を読んで、しみじみと思った。
最近、野原ひろし化してる。
野原ひろしは、35歳という設定だ。商事で働き、専業主婦のみさえと子供二人を養うサラリーマン。
僕は40歳。メーカーで働き、専業主婦の嫁と子供三人を養うサラリーマン。ちなみに35歳のときは子供二人だった。
大学出て、卒業して2年か3年くらいで結婚をする。子供が産まれる前に、郊外に家をローン組んで買って、セダンを買って、ワンコ飼って、満員電車に揺られて出勤する。子供が寝る前に家に帰り、晩酌をしながら子供と他愛ないやりとりをする。
博士課程までいったので、在学中の26歳の時に結婚して(修士卒なら2年後)、子供が生まれて、三人目が産まれる前に、郊外にローン組んでマンション買って、5人家族になったのでギリ7人乗りのフリード買って、猫飼いたいけどマンションだから飼えなくて(たまに猫カフェに行って)、2年前に転勤したので満員電車に揺られて出勤する。週に2回くらいは子供が寝る前に家に帰り、晩酌をしながら子供と他愛ないやりとりをしたり、寝顔を見たりする。
過去のアニメ作品をみると、ひろしは年収650万程度であるようだ。 さて、この給与は、給与所得者数のなかでは、なんと上位5パーセントほど、勝ち組中の勝ち組なのだ。
世代で区切ってみても、35〜39歳の男性の平均給与は、502万円であるから、どれだけのものかが感じ取れる。
この年収が手取りなのかどうか分からないけど、僕の年収は手取りで600万円くらい。残業代やボーナスによって変動はあるけど。東証一部上場の電機メーカーのプロパーだと大体こんなもん。
しかし、子供二人を抱え、ローンのある家を持ち、妻を専業主婦とし、シングルインカムで生活してゆく生活を想像すると、600万円台の年収が必要そうだとは感じる。そりゃ、「子供を養えるのは金持ち」扱いされるのも無理からぬことだ。
そう。シングルインカムで生活すると600万円台の年収でもギリギリ。子供が3人いると食費がすごい。そして習い事も地味にかかる。まぁ一番かかってるのは僕の飲み代な気がするけど。
そして何より、最近、野原ひろし化してきたと思うのは、無精髭である。
クレヨンしんちゃん公式サイトより(http://www.futabasha.com/sinchan/dl.html)
野原ひろしといえば無精髭。
家にいるときは大体、無精髭。
僕も歳をとるごとに髭が濃くなってきて、安物の電気シェーバーだと剃り残しがひどくなってきた。
だからたまにT字カミソリで髭を剃る。
でも土日は面倒くさいので髭を剃らずに無精髭で過ごすことが多くなった。
まさに無精髭。