学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

コミュニティを作り、人を集め、継続していくために大事にしたいこと

※Quoraの回答を頑張ったので、せっかくなので自分のブログにも若干修正したうえで残します。

 

僕はこれまでたくさんのコミュニティに所属してきた。

主にサラリーをもらっている企業や、TEDxKyotoなどのボランティア団体、ランニングやお酒など趣味のコミュニティ、家庭もコミュニティといえる。

 

まず家庭から考察する。

僕は父と母と兄と私の4人家族からスタートした。16歳の時に兄が実家を離れ、20歳の時に一人暮らしを始めた。やがて彼女ができ、一時期は同棲をし、やがて結婚し、子供が生まれた。いまは妻と娘と二人の息子の5人家族となっている。

家庭において人を集める手段は既にある家族との同居か、子供を作ることだ。

継続するために大事な要素は主にパートナーとの関係性。つまり離婚しないこと。

さらに家庭を継続する、つまり子孫を残していくために必要なことは、経済的に破綻しないことと、子供が自立できるように育てることだと思う。

だから僕はいまのところ経済的に安定している会社を辞めるつもりはないし、子供たちが学ぶことを怠っていたら立て直すように努力する。もちろんパートナー(妻)の機嫌を損ねるようなことは極力避ける。うまくできているわけではないけど。。

 

家庭以外の組織や団体においても同様のことが言える。

僕はTEDxKyotoが立ち上がった2012年から関わりはじめた。2012年は一般の参加者(TEDxではparticipantと言う)だったけど、とても良い活動をしていると共感し、翌年からボランティアスタッフとして関わりはじめた。現在もTEDxKyotoは続いているコミュニティで今年は新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされたけど11月8日を予定している。

www.tedxkyoto.com

アメンバーには大学生も多いので、就職や引っ越しなどの都合でメンバーの入れ替わりはあったけれど、心地よいレベルで引き継がれている。

なぜだろうか?

もちろんマニュアルが整備されていることもある。しかしより大事なのは、ビジョンが共有されていることと、居心地の良さだと思う。

TEDxKyotoはTEDからライセンスを受けて、京都で組織・運営されているTEDイベントである。だから、TEDのビジョンである"ideas worth spreading"(素晴らしいアイデアを広める)を引き継いでおり、そのビジョンに惹かれた人たちが集まっている。だから居心地が良い。初めましての人同士でも深いところで繋がれる。

 

最後に所属している企業について。

僕はいま従業員がグループ全体で3万人以上のグローバル企業に勤めている。僕が所属している中では一番大きなコミュニティといえる。

そのような多くの人が属するコミュニティで大事なことは何か?

それはその企業が設立された意味だと思う。いまの会社は創業者の思いに惹かれて入ってきた人がとても多い。その創業者の思いが詰まった企業理念や経営の羅針盤である未来予測理論「SINIC理論」を活用し、成長・発展しようとしている。

僕はそれを支えるべく、グローバル全社員に企業理念の実践事例の紹介やSINIC理論を使った未来創造の手助けをしている。

 

このように色々なコミュニティに所属していて、僕が大事だと思うことは、

「自分が何ができる人なのか?」ということを意識し、

自分の居場所を作り、

コミュニティのより良い継続・発展・進化を思い続けることだ。

 

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