榎本英剛(えのもと ひでたけ)さん。(以下、ヒデさん)
よく生きる研究所代表。人の可能性を引き出すコミュニケーションとして知られるコーチングを日本に紹介、今や日本有数のコーチ養成機関となったCTIジャパン(現・ウェイクアップ)の創立者。また、持続可能な未来を市民の手で創るための世界的な活動であるトランジション・タウンおよびチェンジ・ザ・ドリームを日本に紹介。
「本当の自分を生きる: 人生の新しい可能性をひらく8つのキーメッセージ」の出版記念イベントで全国行脚をスタートし、1月13日は京都のちおん舎で開催されるというので行ってきた。
19時からだったので、それまで何しようかと、とりあえずカフェデコラソンに行くけど、晩ご飯も食べておきたいな。最近ランニングしてなかったな。ついでにランニングしながら行くか。京都駅からだったらちょっと寄り道して鴨川ランするか。カフェデコラソンの近くに銭湯あったかな?長者湯があるな。タイムスケジュール考えて、京都駅に15:30着いて、16時過ぎに長者湯で風呂入って、17時くらいにカフェデコラソン行って、18時前に晩ご飯食べよう。18時前に開いている店でカフェデコラソンとちおん舎の間にあるところはどこかな?肉ではないな。イタリアンでもないな。寿司!カウンターのある寿司!!しかもリーズナブル!!!トリップアドバイザーの評価も高い。ということで桔梗寿司に決めた。
京都駅から鴨川デルタへは6kmくらい。久しぶりのランだし、リュック背負ってるし、キロ7分くらいのペースでゆっくりと走る。飛ぶ鳥に餌をあげてる人、ギター弾いてる人、走る人、スケボーする人、アクロバット自転車の練習する人、散歩する人、川の流れ、たたずむ白鷺、ついばむ鴨、さまざまな一期一会を味わいながら、走る。やはり鴨川はいい。
16時頃に鴨川デルタに着く。
飛び石で対岸に渡る。
夕日に映える亀
千鳥の飛び石もある。
鴨川から長者湯までは3kmくらい。
ランステとしても利用可能なようだ。
走った直後で喉が渇いてたので風呂に入る前に何か飲もうと飲み物コーナーを見る。ラムネも気になりつつ、コーヒー牛乳を飲む。110円。
風呂はサウナないけど水風呂あり。熱い湯と水風呂の往復を3回。薬湯も入る。小さいけど楽しめる銭湯。
風呂上がりにラムネ飲む。120円。ドライヤー置いてるところにマンガも置いてある。ジャンプも最近の数冊あり、最近ジャンプ読んでなかったなぁとワンピースだけざっと読む。ビッグマムめんどくせぇ。
17時に出発、小走りでカフェデコラソンに向かう。
看板にガトーショコラの記載があったのでケニアAAとともに注文する。
マスターは今年からヒゲを生やすらしい。イメージチェンジとのこと。まだ慣れないけど、似合ってるよ。
今日のバイトの子は不慣れな様子。コーヒーとガトーショコラの提供の仕方が左手からで配置も逆だった。僕のほうで並べ直す。こういうのって自分がお客さんになって気づく部分もあるよね。
ケニアAAは美味しかったなぁ。
コラソンブレンドとフィルターを買い、今度のイベントのチラシも置かせてもらった。
「宣伝しておきますね」とマスター。こういう気遣いは素敵。
18時前に桔梗寿司へ。
入った時はお客さんは僕だけ。
カウンター左端に座る。
ホワイトボードにオススメのメニューが書いてある。
「カキのてんぷら」を迷わず注文。あと瓶ビール、サッポロで。
お通しで大根がついてきた。おでん大根。美味しい。こういうの嬉しい。
カキのてんぷら。
身が大きい!これで1000円。岩手の牡蠣とのこと。山椒塩で食べる。めちゃ美味い!ジューシー。ビール進む。
にぎり1600円。
寿司はゲタでなくカウンター前の斜めの板に載せるパターン。
ネタは肉厚。バリエーションあって楽しめる。
寿司をつまみながら握ってくれた三代目と話す。
「トリップアドバイザー見て来たんですけど、海外のお客さん多いんですか?」
「そうですね。今はシーズンオフなので少ないですけど、よく利用してもらってます」
「英語しゃべれるんですか?」
「はい一応。海外留学とかもしてたんで」
「この近くに『京旅籠むげん』って旅館あるんですけど、その女将と友達なんですけど、そこも海外からのお客さん多いみたいです。特に台湾系」
「そこって蔵のバーがあるところですか?行ってみたいんですよね」
「もし良かったら、その蔵バーでイベントやるんで、チラシどうぞ」
「土曜かー。水曜でやってくれないですかねー」
「あー定休日は水曜なんですねー。定期的にイベントやる予定なんで水曜も企画しますね」
僕がウイスキーエキスパートという資格を持っていると話したら、
三代目は国際唎酒師というのを持っているらしい。
国際唎酒師とは | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
普通の唎酒師が資格取得に10万円かかるところを、国際唎酒師は3万円ほどで取れるとか。唎酒師高すぎやろ。そら日本酒普及せんわ。
茶碗蒸しも美味かった。
茶碗蒸しの良いところって、具が何入ってるか分からないところだと思う。宝探し感がある。鶏肉がしっかり味で美味かった。噛むごとに旨味が出る。ぎんなんも濃厚。久しぶりに美味い茶碗蒸し食べた。
最近はシンガポールでも日本料理屋で茶碗蒸しが出されてるらしく、シンガポール人や中国人が「チャワンムシください」と注文してくるのだとか。
会計の時に冷蔵庫で冷やしてる日本酒のラインナップを見ながら「良いセレクションですね」と三代目と話す。三代目から「Facebook申請していいですか?」と言われたので快諾して店をあとにする。一期一会。
小走りでちおん舎へ。
初めての場所だけど、設えが素晴らしかった。
会場入りして、ヒデさんに挨拶して、友達もたくさん来てたのでイベントの宣伝して、
奥のほうに座った。
床の間の近く。
ヒデさんは相変わらず自然体。
生け花っていいよね。
ヒデさんの話を聞いて、参加者でグループ作って自己紹介して、ヒデさんの話を聞いて、同じグループで感想を言い合って、全体で共有して、って流れ。
本の1章から3章までのタイトルに沿って話す。
第1章:理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈りもの
第2章:シンクロニシティはその人が進むべき道を指し示す道しるべ
第3章:流れに乗ると、思いがけない形で人生の扉が開かれる
僕は第3章の「流れに乗ると、思いがけない形で人生の扉が開かれる」を体験した日だったと、全体に共有した。
流れに乗るとめっっっちゃ楽しい!そんな日だったよ!と。
一期一会。
流れに乗って、直感で、行きたい!と思ったら申し込むといいよ。
2月3日にお会いしましょう。
追記:
新しい言葉を知ったのでメモしておく。
プランドハップンスタンス
1999年にスタンフォード大学のクランボルツ教授らはキャリア形成に関する斬新な研究を発表しました。数百人に及ぶ成功したビジネスパーソンのキャリアを分析したところ、そのうちの8割は「いまある自分のキャリアは予期せぬ偶然に因るものだ」と答えたというのです。そのデータをきっかけとして構成されたのが、プランド・ハップンスタンス(planned happenstance)理論です。「計画された偶然」「意図された偶然」などと訳されます。
この理論が大きな話題を呼んだ背景には、従来のキャリア論(自分が積み上げる職歴を意図的に計画すること)の限界があります。「職業とそれに適した性格や能力」、「自分のやりたい事」、「自分の得意な事や苦手な事」、「両親をはじめとした周囲からの期待」、などなど。これらを合理的に分析してゆけば、どのようにキャリアを歩めば良いかの正解が得られるというのが従来の考え方でした。
ラディカルトラスト
Radical trust(進歩的性善説)とは、Web2.0を象徴するひとつのキーワードで、基本的にはユーザ同士やサービス提供者とユーザの間に深い信頼関係があることを前提として、ユーザ個々の知恵や知識を提供し合うことでサービスを作り上げるという考え方です。
ユーザー同士のコミュニケーションとか情報の共有じゃなくて、安全性を犠牲にして他者を信頼することで利便性を得ることがradical trustだ。ホームで線路に人を落とすことができるけどそんなひとはまずいないっていう前提にたつことで駅のコストを下げることができる。