多くは家庭に、主に配偶者に、
そしてたまに職場に、上司や同僚に、
僕は悪いことをしたと思ってないのだけど、僕がカチンとする言い方をしたのかもしれないし、そんな態度をとったのかもしれない。
怒りは突然にやってくる。
僕は、状況把握をまずしなくちゃいけない。
なんでこの人は怒ってるのだろう?
と、観察しなきゃいけない。
間違っても反論してはいけない。
火に油を注ぐだけだ。
そして、怒られる。
ただただ、怒られる。
辛い。
そんな辛さから逃れる方法は二つある。
まず一つ目は簡単だ。
逃げる。
物理的に逃げる。
距離を置く。
時間を置く。
そうすると相手も冷静になって、怒りが収まる。
頃合いを見計らって戻ってくればいい。
二つ目は難しい。
相手と向き合う。
相手の目を見て、反省した表情を浮かべる。
相手が怒っていることを受け入れる。
でも、難しい。
なぜなら僕は悪いと思ってないからだ。
僕と相手の価値観が違うだけなのだ。
いつもそのことに気づくのが遅すぎて、無用に僕の心は傷つけられる。
いつまでも胸にわだかまりがありムズムズする。仕事が手につかなくなる。
だから、相手と向き合う時は、心を空っぽにするといいのかもしれない。
何も考えず、ただただ、そこにいる。
相手の怒りが収まるまで、ただただ、そこにいる。
いやー、やっぱ逃げたほうがいいな。
逃げよう。これからも。