学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

【全11回】SINIC理論の小ネタ8「創業者」

SINIC理論小ネタ8は創業者について
 
オムロンの創業者・立石一真は1970年の国際未来学会でSINIC理論を発表しました。
 
国際未来学会では世界各国から28の研究所や団体が参加し、全体会議と8つの分科会の2部制で未来社会の提起する諸問題を共同分析していきました。
 
第3分科会「技術革新と社会変化」の13番目に登壇した立石一真は、講演の冒頭で、唯一の参加となる企業の経営者として、未来学に対する態度を表明して注目されました。
 
企業経営者の重要な仕事は未来をどのように先取りできるかに挑戦することであるが、それには未来の社会がどのように変わるかを見きわめる必要がある。そこに経営者と未来学のかかわりあいが出てくるのである。
 
立石一真のモットー「経営者は将来を考える人である」からすれば未来学こそが「将来の経営学」といえるのでしょう。
 
オムロンの創業者・立石一真の息吹を感じられる創業記念館はバーチャル創業記念館としても楽しめます。ぜひ探訪してみてください。