森の中にアスレチックの遊び場を作ってるところがあるというニュースを見た時に違和感を覚えた。
思えば僕が子供の頃は、たけのこ山が周りにたくさんあった。
小さな山だけど、奥に進むと、池があったり、カブトムシがいる木があったり、竹やぶだけじゃない多様な景色があった。
そこで僕らは釣りをしたり泳いだりカブトムシを捕まえたりターザンごっこをしたり戦争ごっこをしたり、毎日いろんな遊びをしていた。
最近は、トレランで山に入ることが多いので、改めて思うことがある。
山は何もしなくても、むしろ何もしないほうが、遊びには最適なんじゃないか。
安全性に注意して、子供が怪我をしないようにヘルメットや網などの人工物を張り巡らせて、
それじゃあ、子供は受け身になってしまう。
創造性がなくなる。
子供は人に与えられた物が無ければ無いほど、自分たちで工夫する。
僕ら大人は与えすぎなんじゃないだろうか?