はじめてロックフェスというものに行った。
初めての大阪城ホール。
タイムテーブルを見る。
星野源が目当てだったので、藤原さくらとスガシカオくらいしか他に知らん。
正直、知らん歌手の曲を聴いて楽しめるのか?不安だった。
座席はアリーナの左後方角で、となりは一席しかなくて、まだとなりの人は来てなくて、ちょっと安心した。
周りがノリノリの中、座ってても目立たない。
オープニングアクトのXmas Eileenはヘヴィメタ系でノリノリでいい感じやった。
まだお客さんは半分くらいしかいなかったけど、タオル回してる人もチラホラ。
僕は座ってリズムに乗る程度。
開演第一号はGacharic Spin
知らん。
メガシャキのCMソング歌ってるらしい。
メンバーが履いてる光る靴も売ってた。
内側の靴紐らへんにマイクロUSBのコネクタがあって充電できるらしい。コネクタの近くにスイッチがあってON/OFFできるらしい。
なんかすげー頑張ってた。
青い髪のメガネっ子がドラムでメインボーカルやった。
C−C−Bのガールズバンド版やね。
フェスって歌手ごとに機材交換に時間がかかるから休憩時間が長いんやね。
まぜそば美味い。
藤原さくらはドラマ「ラブソング」で歌うまいなー思って、福岡出身やし、ドラマの内容は微妙やったけど、歌はうまいんで、それなりに応援してた。
ハスキーボイスでええ歌声。英語の歌詞の曲を3曲くらい、日本語歌詞はドラマの主題歌「Soup」と劇中歌「好きよ 好きよ 好きよ」ともう一曲は「かわいい」
ライブでもこんな格好で、白いコットンシャツに5色くらいのプリーツロングスカート。くちびるが石原さとみ似で太め。歌のうまい石原さとみ。
次のKEY TALKは知らん。けど、となりの席に女子がひとりで来てて始まる前からノリノリやったから若者には人気なんやろう。
結構ノリノリな曲を歌う。ツインボーカル。
3曲目がなんか聴いたことあるなぁと思ってた。
なんかのアニメの主題歌。子供がよく見てるアニメの主題歌。
「境界のRINNE」や!
思い出せて、急に親近感が湧いた。
再び、外へ。
佐々木酒造が日本酒のカクテルをたくさん出してた。
ジュラクダイロックを注文し、となりで売ってたホットドッグと。
まぁうまいって程度。飲みやすいけどね。パンチが足りない。やっぱハイボールやな。
次はレキシ。
前日に飲んでた友達のバンドで最近コピーしてるとのことだったので、どんなもんやろと思ってた。
のっけからやられた。アフロサングラスに紋付袴。
ブシ、ブシ、言うから、節かと思ったら武士なのね。
歌詞は変やけどめっちゃノレる。そしてMCがめっちゃうまくて笑える。
観客を盛り上げるのがすっげーうまい。
このころは立ちっぱでクラップしまくりやった。
このころにようやく、レキシは歴史から来てると気づく。
そしてファンの子らが稲穂を持っている理由も。
稲穂はこの曲のためだけに使うんやって。外では持ってるほうが恥ずかしいよって言ってたよ。
君の稲穂揺らし〜て♪
って星野源の「SUN」の替え歌でも盛り上がった。
MCや替え歌で盛り上がりすぎて40分なのに4曲しかできないレキシ。
最後の曲ではイルカになった少年の格好になって、イルカ型の浮き輪を飛ばしまくってた。最高に楽しかった。みんなノリノリやった。
ラス前はスガシカオ。
最初に夜空ノムコウ。
となりの女子は泣きながら聴いてた。
そっからは一転して超ロックな曲調で4曲ほど。
だが、いまいちノレない。客席も三分の一は座って聴いてる。
まぁスガシカオとギタリストの菅波栄純がすげー楽しそうやったんでええけど。
でも、最後のProgressはカッコよかった。
プロフェッショナル仕事の流儀の主題歌。
歌い終わった後のインタビューで、スガシカオも歌いながらプロフェッショナル仕事の流儀に出てる気持ちになってた言うてた。自分に浸れる曲。
そして、トリは星野源。
その前にしばし外で休憩。
夜空に浮かぶ大阪城を眺めながら、秀忠のことを思う。
源ちゃん最高やった。
これまで出てきた歌手の中で一番ノレた。ジャンプしまくった。腕上げまくり、クラップしまくり。
おかげで翌日は右腕が微妙に痛かった。
ロックフェスは知らん歌手でもそれなりに盛り上がれるし、適度に休憩して気分変えれるし、いろいろ楽しい!ということを学んだ。