僕は昔から人付き合いが苦手である。
目的のない会話が苦手である。
イベントの交流会が苦手である。
社食で昼ごはんを誰かと食べるのが、そこで当たり障りのない会話をするのが、苦手である。
そもそも、人にそんなに興味がない。
人といるよりも、自然と触れ合ったり、本を読んでいるほうがいい。
会社においても、家庭においても。
家族団欒は時には楽しいけれど、基本的に面倒くさい。
一人でごはんを食べるほうが気兼ねなく過ごせて楽しい。
仕事でも、面倒な会議は出来るだけ避けたい。
誰かを説得してまでやりたいことは、これまでの業務上、発生したことがない。
命令されればやるし、頼られれば応える。
求められていないものを提供したところで意味がない。
そんな風に考えて、行動して、生きてきた。
だけど、こんな僕にも、頼まれてもいないのにやりたくなることがある。
それは、
Whisky worth spreading.
ウイスキーの素晴らしさを伝えること。
頼まれてもいないのに、いろんなイベントにウイスキーを持ち込み、ハイボールを作って振舞う。
はじめは社内の懇親会、そして社外の交流会、TEDxKyoto、TEDxHimi、TEDxKobe、TEDxAnjo、ウイスキーとチョコのカクテルBar
美味しいハイボールを飲んでもらう。
消費する酒じゃなく、楽しみ嗜む酒。それがウイスキー。
ウイスキーは色々な広がりがある。
スコッチのシングルモルトは蒸溜所ごとに味わいが違う。
そしてそれに合うおつまみを探索するのも楽しい。
塩辛いもの、スモーキーなものだけじゃなく、甘いものも合う。
チョコレートはもちろん、和菓子も合う。
餡子とウイスキーは合う。
チョコレートよりも餡子のほうが合うかもしれない。
餡子の絶妙な甘味と風味がウイスキーの風味と繊細に絡み合う。
そんな素敵な出会いを体験してみませんか?
whiskymaestro-vol2-chionsha.peatix.com
人付き合いが苦手でも、自分が本当に好きなものと一緒なら、大丈夫。
それは僕にとっては、ウイスキー。