2018年4月16日(月)メルパルクKYOTO
阪本啓一さんの前説
個人が複数の収入源を持つ時代になってきた。
中国ではアリババが発行するアリペイのセサミクレジット(芝麻信用)のスコアによって、信用スコアの高い人が優遇されるようになった。
西野亮廣エンタメ研究所オンラインサロンは1000円/月で4000人超。
個人の信用でお金を稼げるソーシャルトラストの時代になっている。
スナック化する動き
中の人化する動き
何を売るか?より誰から買うか?
辻本珈琲は「コーヒー」でなく「雨上りの時間」を提供している。
凸凹あるのが人間
パーフェクトじゃないのが人間
ご縁でつながる。
西野亮廣さん講演
ディズニーを倒す
ジャングル系弱いからチャンス
挑戦を止める要因は2つ
①お金
②広告(どうやって売っていくか)
先代が引いたレールに乗っても先代の背中を押すだけ。
ファミコンでいうとカセット(ソフト)を作っているようなもの。
やるならハード(Nintendo Switchとか)も作らないといけない。
競争した時点で負けが始まる
基本は絶対に競争をしない。
自分が勝ってるところで戦う。西野なら時間。本業の絵本作家よりも時間をかけて作れる。絵本は副業なので本業で儲けていれば生きていける。何年もかけて絵本を作れる。
東京オリンピックのロゴの話。
モノクロ vs. カラー
最終選考に残った5作品中、モノクロは1作品だけ。
モノクロの勝率は1/2だが、カラーは1/4×1/2=1/8
カラーで勝負をしたら負ける。
キングコングがNSC時代に売れたのも同じ原理。1年目に売れた。
芸人はショーレースで勝つことが売れる条件。
当時はダウンタウンや千原兄弟のようにボケの切れ味で勝負するコンビが多かった。
だからボケの手数で勝負した。ボケの手数で勝負するコンビは他にいなかったので勝てた。
そうすれば勝率はぐっと上がる。
絵本は最初売れなかった。1作目、2作目とも3万部程度。絵本の中では売れたほうだけど本全体のベストセラーには到底およばない。
作ってもお客さんに届かなければ評価されない。
お客さんに届けるまでの導線まで作った時に、はじめて作ったといえる。
売る作業に必死になるってカッコ悪い?
お金の話なので汚いとか思われそう?
生むだけ生んで育てることを人にまかせるって育児放棄と一緒。
どうやって売る?
ヒットしているからには原因がある。
買う立場で考える。
西野は作品作ってるくせに作品買っていない。なぜ?
生きていくうえで必要かと思うか?が買うポイント。
売れてる作品って?
これまで買った作品を思い出してみる。
マーライオン、宮島のペナント、京都の「御用」と書いてある提灯など。
演劇のパンフレットも売れている。
人は「思い出」には金を出す。
人は「お土産」にも金を出す。「お土産」は思い出す装置だから。
自分の作品を「お土産」化する
体験がないとお土産にならない。
絵本の原画を貸し出して原画展をする。そうするとお土産として絵本が売れる。
その作品に合う売り場を作ってあげる。
プペル展は100万人が来場した。
作り方と届け方
分業制にしたのはなぜ?
絵本ってお金がないから1人でつくるしかない。これを40人でつくるようにする。
お金を集めないと分業できない。
だからクラウドファンディングをした。2回やってトータル1万人が5千6百万円を支援した。
クラウドファンディングは「金のなる木」ではない
有名人だろうと失敗する。
テレビタレントの失敗率高い。ロンブー敦も失敗した。
クラウドファンディングをするときに踏まえないといけないことは2つ
①お金とは何か?
②クラウドファンディングとは何か?
お金とは信用である
ホームレス小谷はお金もってないけど、お金に困ってない。
1日50円で自分を売っている。
クラウドファンディングをしたら全く無名のホームレスに2週間で250万円が集まった。
これまで50円で雇った人たちが支援した。
クラウドファンディングは信用をお金に換えるための両替機
信用の面積を広げる
しるし書店(先月からスタート)
1500円の古本が3万円で売れたメグロさん
レターポットの仕組みを解説し、
信用を得ていたので3万円で本が売れた。
読書家という仕事が生まれた。
なぜテレビタレントは信用がないのか?
スポンサーからお金をもらっている。スポンサーの好感度をあげるためにウソをつく。
ウソがばれると人気を落とす。
認知タレントには信用がない
ベッキーは認知タレントだった(結果的に)
感情でウソをついているわけじゃなく、環境でウソをつかされる。
だからウソをつく環境に身を置かない。ウソをつかざるを得ない状況に身をおかない。
だからグルメ番組には出ない。
ウソはつかないほうがいいよ!
西野は1億円を1日で集められる
めっちゃ信用をあげているから
稼いだ金を全部使っているから
どうやって仕事をつくる?
差
Gap
いかに差をつけるか?
矢沢永吉のビジネスモデル
YAZAWAタオルってめっちゃ売れてる。
なんで?
ライブの最後にみんな投げてる。
その時に失くす人も多い。
YAZAWAタオルは消耗品。
システム(タオルで儲けた金)でロックンロールができる。
本業以外でマネタイズすれば本業が楽しめる。自由に出来るようになる。
ホームレス小谷の店「スナックキャンディ」
飲食を無料にする
ファンクラブの売上で店を回す
①ファンクラブの人しか場所が分からない
②オンライン飲み会で遠方の人も参加できる
③株式会社スナックを設立
500円/月で800人、40万円集まった。けどまだ足りない。どうするか?
あと、飲食無料なのでめっちゃ飲む人がいる。そしてゲロをする率が高くなる。
お金問題とゲロ問題をどうするか?
ファンクラブの人たちに聞いてみたら解決策が見つかった。
1ゲロ罰金10万円というシステムを導入。ゲロを吐いた人が罰金で10万円を払う。ゲロを吐いた人がヒーローになる。
まず飲食無料にしてみたことから始めた。
まず環境を与えることが大事。
小谷主催の天才万博
2500人の集客
チケットをどうやって売るか?
小谷が手売りする。
8月に1億円のクラウドファンディングを予定
成功するか見ていてください
オンラインサロン入会した。1000円/月は安い!って思えるほど内容が充実していた。
サインしてもらった本を読んだら、今回の講演の内容がさらに腑に落ちた。