スッカマ源氏の湯に行ってきた。一人で。
スッカマ(炭窯)とは
韓国伝統の古式サウナです。原木(炭材)をプルガマ(火の窯)で燃やして炭を作る過程で遠赤外線が放出され、プルガマ(火の窯)にたっぷり熱が蓄積されていきます。韓国では古くから、その窯の中に入って余熱で熱気浴することが伝統的な民間療法として用いられてきました。
その韓国伝統の本格的なスッカマを日本で初めて再現、温度階層の違う3棟の窯を楽しめるのがスッカマ源氏の湯である。
まず入り口でどの風呂に入るかを選ぶ。
日本式の風呂&サウナか、それにスッカマをプラスするか。
入館料は1000円(平日、土日は+100円)で日本式の風呂&サウナのみ入れる。
スッカマに入るには+800円(土日は900円)を追加する。
料金は後払い。
スッカマを選ぶと館内着と大きなタオルを渡される。
スッカマへは館内着を着用しないと入れない。なので男女で一緒に入れる。
まずは日本式の風呂&サウナを堪能する。
風呂は高濃度の炭酸泉が良い。炭酸泉に入ってからスッカマに入ると良いらしい。
サウナは高温(95度)と中温(80度)で高温はオートロウリュ、中温はセルフロウリュ。
オートロウリュは高さ2メートルある石積みに水をかけて蒸気を発生させる。かなり熱くなる。
セルフロウリュは石積みにバケツで汲んだ水をかける。程よい熱さ。
サウナ横に水風呂がある。16.6度。
水風呂後に整いスポットが多数ある。露天風呂の前に椅子がたくさん並べてある。
その中で3つだけコールマンのインフィニティチェアがある。これに座れると整いMAXになれる。
ひじ掛けにあるロックを外すと大きくリクライニングできる。
MAXにリクライニングして空を眺めながら整える。
日本式サウナ3セットで程よく整ったあとは、館内着に着替えて昼食をとる。
リストバンドのバーコードで注文し、後払い。
生ビール大(700ml)
韓国式冷麺
お腹が満たされたので満を持してスッカマへ。
低温、中温、高温の3つの窯がある。
まずは低温から。
むしろが敷いてある。うつ伏せで寝ている女性もいる。爆睡している。
入口でもらった板を壁に立てかけて座る。じんわり熱くなってくる。
ぼやーっと5分くらい過ごして出る。
韓国式サウナでは水風呂の替わりに氷冷室がある。
10度前後の冷蔵庫ゾーンと、マイナス10度前後の冷凍庫ゾーン。
ほどよく冷えてから再びスッカマへ。
今度は中温の窯へ。
中に入ると、また女性がうつ伏せで寝ている。低温とは違う人だ。
また板を立てかけて座る。大きなタオルを下に敷く。
またぼーっと5分ほど過ごして出る。
冷蔵&冷凍室へ。
最後に高温の部屋へ。
ここには先客はいなかった。
むしろは敷いてなく、木のサンダルと木の椅子を持って入る。
全体がすごく熱い。
入っている間、誰も来なかった。
出て、冷蔵&冷凍室へ。
それから汗房へ。
スッカマ出口すぐに扉があり、そこから階段を上っていくと4種の汗房がある。
最初の階は、
ブラックゲルマニウムの板が敷いてある。大きなタオルを広げて寝る。
ブラックゲルマニウムは遠赤外線放射能力が非常に高く、マイナスイオンが数ある天然石の中で最高数値を誇っており、抗菌力、消臭力もあるらしい。
石の板なので固くてあまり寝れない。
次の階は、
メノウとアメジストの砂利が敷かれている。大きなタオルを広げて寝る。
メノウは遠赤外線作用により血液循環、保温効果、殺菌効果が期待できるらしい。
アメジストは自然治癒力の向上や婦人病改善、ストレス解消等のリラックス効果があるらしい。
うつ伏せで寝ると気持ちよかった。
最上階は、
香(薬草)の間。
天井からつるされたオリジナル薬草の香りと有効成分が発汗作用を高め、心と身体をリラックスさせるらしい。
スッカマを堪能した後は、休憩スペースへ。
漫画がたくさん置いてある。
宇宙兄弟の読んでないところを数巻読む。
漫画読んでまったりした後は再び日本式の風呂&サウナへ。
サウナ3セットして整えなおす。
館内着で休憩スペースへ。
もうちょっと宇宙兄弟を読む。
満足したので着替えて帰る。
出口付近の端末にリストバンドのバーコードを読ませ、入館料、スッカマ代、昼食代を精算する。クレジットカードや電子マネーも対応している。
スッカマ源氏の湯は一日たっぷり楽しむと満足度が高い。