学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

京都府立図書館で”選ばれし書を語る”

京都府立図書館で「選ばれし書を語る」というイベントに参加した。

ナレッジベースイベント「選ばれし書を語る」を開催します(受付終了) | 京都府立図書館

 

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イベント開催前に自動書架を見学させてもらった。

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40万冊が収蔵されているらしい。

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本を検索するとコンテナごと運ばれてくるシステム。

youtu.be

 

図書館好きにはたまらない。

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オートメーション!

 

自動書架の感動!の余韻を残しつつ、イベント開始。

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僕が事前に選んだ図書は「酒の科学」

 

”選ばれし書”とは先ほどの自動書架で同じコンテナに入っていた図書のことだ。

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何が入っているかは後ほどの楽しみ。

 

タイムスケジュールはこんな感じ。

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チェックイン。

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お気に入りの本の紹介。

僕は「酒の科学」

まだ読んだこと無かったけど、「コーヒーの科学」や「ウイスキーの科学」は持ってて、ブルーバックシリーズの「⚪︎⚪︎の科学」シリーズはこだわりが強いことは知っていた。

実際に読んでみて、あらためて実感する。

 

本を読むにあたって、”はじめに”を読むと大体のことはわかる。著者がその本をなぜ書いたか?が解説されているからだ。

「酒の科学」では、なぜ酒が素晴らしいか?が書かれていた。

それは大体こんな感じだった。

酒を深く知ることで酒がより美味くなる。それは音楽を聴く時にその作曲家や演奏者の物語を知ることで、より音楽が楽しめるのと同じようなものだ。

 

そう。酒は知識で美味くなる。ウイスキーもそうだ。僕はウイスキーエキスパートの資格を取る際に、ウイスキーの歴史や製法、種類などあらゆる知識を学んだ。そうすることで、目の前に出された一杯のウイスキーが格段に美味くなったのだ。

なぜそのウイスキーが、どのようにして造られたか、どういうプロセスを経て、ここにたどり着いたか?そういったことを知識で分かった上で飲むと、格段に美味くなるのだ。

 

そのようなことを、”はじめに”の節を元に語った。

 

そして、ウイスキーの章に移り、また冒頭の文に打ちのめされた。

 

ウイスキーはゆっくりと飲む酒である。暖炉の前のロッキングチェアに座り、お気に入りの本を読みながら、ゆっくりと飲む酒である。これほど深く、本と繋がる酒はウイスキーをおいて他に無い。

 

そのようなことが書かれていた。

まさにその通りなのである。

僕にとって、ウイスキーとは村上春樹の小説と共にある。

村上春樹を読みながらウイスキーカティサークラフロイグ)を飲むことが至福の時である。

ほどよく酔いが回ることで、村上春樹の、井戸の深くに潜る文体が、身体のすみずみまで沁み渡る。混ざり合う。エントロピーの増大。

 

そういったことを語った。

 

 

他の方々の、お気に入りの本について語ることについても、とても魅力的だった。どの本もすぐにでも読みたくなるものであった。

 

 

そして、選ばれし書について語る時が来た。

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選ばれし書の封を開けると、コンテナに一緒に入っていた様子が写し出されていた。

 

僕の選ばれし書は「ポケット艦隊」だった。

 

初めて見る書。何が何やら分からぬまま、中身を見ずに語る。

 

ポケット艦隊とは何か?想像するに、小さな艦隊である。たぶん第二次世界大戦。ヨーロッパ。大活躍。敵はどこの国?ポケット艦隊はどこの国の所属?想像を膨らませて語る。

 

他の人たちも、ほぼ初見の書について想像で語る。

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即興の物語が楽しい。

 

その後、各グループで読みたいと思った本を選ぶ(シールによる投票)

 

僕の「酒の科学」も選ばれたので、再び熱く語った。酒の素晴らしさを。ウイスキーの素晴らしさを。

 

Whisky worth spreading.

 

楽しい時を過ごせた。

 

 

もし、この文章を読んで、ウイスキーに興味を持ったら、こんなイベントもやってます。

peatix.com

 

ウイスキーがもっと好きになる。

 

よう分からんけど、なんか凄そう!を目指す。

2018年2月3日の節分の日にバーテンダーになる。

ウイスキーとチョコのカクテルBAR #1 | Peatix

それが僕の今のところの目標である。

 

どんなバーテンダーになるのか?

 

よう分からんけど、なんか凄そう!と思われるバーテンダーである。

 

 

僕の得意ジャンルはウイスキーで、ウイスキーの魅力について語る。

 

どのように語るのか?

 

よう分からんけど、なんか凄そう!と思われるように語る。

 

ウイスキーのことは僕はかなり知っている。2009年にウイスキーエキスパートを取得し、その後も数々のイベントでウイスキーについて実体験とともに学び、知識の幅を広げてきた。

僕とお客さんとの知識量は圧倒的に違う。

なので、お客さんにとっては「よう分からん」となる。

 

では、「けど、なんか凄そう!」と思われるためにはどうすれば良いか?

 

熱量である。

 

圧倒的な熱量である。

 

存在がウイスキーとなるような熱量である。

 

ウイスキーである。

 

ウイスキーなのだ。

 

僕はウイスキーなのだ。

 

そう僕はウイスキーなのだ。

 

だから君は飲むべきなのだ。

 

だから君は来るべきなのだ。

 

チョコレートとすっごくよく合うウイスキーを体験すべきなのだ。

 

至福の時を味わうべきなのだ。

 

そうだ、京都行こう。

peatix.com

 

2018年2月3日(土) 16:00〜17:30と18:00〜19:30の二部制。

早割は4000円、早割が売り切れたら通常価格5000円。

ウイスキー3種とチョコレート3種の組み合わせを楽しめます。

お土産にテイスティンググラスがついてます。

 

ミシュランガイドで1つ星を取得した旅館・京旅籠むげんの離れにある蔵Barを特別に利用させてもらいます。

 

特別な空間で特別な体験をしてみませんか?

 

ウイスキー

大企業の採用担当者に聞いた「採用の時に大切にしていること」とは?

とある研修で、とある大企業の課題を解くというお題が出され、その会社の事業課題を調べ、マーケティングの知識をフル活用して、環境分析やSTPなどを考えた。

 

僕らのチームは最終的に「就活生」をターゲットにすることにしたので、フィールドワークとして人事担当者に「採用の時に大切にしていること」を聞くことにした。

 

とあるツテを頼りに、とある大企業の採用担当者5人(部長クラス含む)にヒアリングすることが出来たので、以下にまとめる。

 

1人目:

・元気なこと

・コミュニケーション(会話が通じること)

・どんな壁にぶち当たって、どう乗り越えたか?

→チャレンジ精神、課題解決能力、ストレス耐性、ポジティブ度、創意工夫の発揮度を見るための質問

・リーダーシップの経験(団体活動における役割)

 

2人目:

・やりたいことが明確か?

・分かりにくいことでも、そこにある情報で答えられるか?

・芯がある

・明るい、前向き

 

3人目:

・意志・意欲の表出

・自社への興味・関心

・能力(ポテンシャル)の伸びしろ

・相手の意図を汲み取って外さないコミュニケーション力

・自己中心的でないか?相手本位か?

・言動、行動がネガティブでないか?

→顔に出る(目が泳ぐとか)。逆にポジティブすぎても持たない。自然体であること。

 

4人目:

・自社に合うか合わないか?

・技術的にマッチするか?合ってなくても出来そうか?

・折れなさそうか?

 

5人目:

・自分がやっている研究を語れるか?

→なんのため?役に立つ?意義は?どこまで到達している?世の中のレベルは?というようなことを主体的・自発的に語れるか?

・答え方を見る(ちょっと突っ込んだ質問をする)

→掘り下げた時にどう答えるか?よく考えているか?

・表情・しぐさを見る

→ストレス耐性。弱そうな人は分かる。肩に力入れてないか?

 

 

見た目が大事ということが分かった。あと嘘はすぐにバレる。

自分に自信を持ちましょう。

2017年の「学びと食、ときどきランニング」記事ランキングで振り返り、2018年の抱負を考えてみる。

今週のお題「2018年の抱負」

ということで、大晦日をダラダラ過ごしながら、グーグルアナリティクスでのマイブログ記事ランキングを見てみた。

 

 

1位:神戸市「世界一のクリスマスツリー」で損なわれた「ほぼ日」のブランド価値

scotchhayama.hatenablog.com

 氷見市在住の友達のFacebook投稿がきっかけとなった記事。山本一郎たいちょうがブログで紹介するなどで、久しぶりにバズった。

 

 

2位:早霧せいな退団公演「幕末太陽傳&Dramatic”S”!」をGWに朝から当日券を並んでまで観る理由!

scotchhayama.hatenablog.com

 僕のはとこの退団公演を観に行った記事。楽しかったなぁ。退団後も応援してます。ファンクラブ入ろうかな。

早霧せいなオフィシャルファンクラブ TEAM SS

 

 

3位:騎士団長殺しで免色が語った”ちょっと珍しいアイラ島シングル・モルト”とは何なのか?

scotchhayama.hatenablog.com

 備忘録の意味も含めて自分用に書いた記事。検索流入がメイン。

 

 

4位:【TED】100日間拒絶チャレンジで学んだこと

scotchhayama.hatenablog.com

 これも検索流入がメイン。「拒絶チャレンジ」とかのワードで。みんなチャレンジしたいの?したくないの?

 

 

5位:星野源LIVE TOUR 2017『Continues』(7・23大阪城ホール)の感想

scotchhayama.hatenablog.com

 Twitterでの流入がメイン。星野源のライブは楽しかったなぁ。

 

 

6位:騎士団長殺しにおける免色のウィスキーの飲み方について

scotchhayama.hatenablog.com

 検索流入を狙って書いた記事。「免色」で検索される率が高かった。

 

 

7位:山田孝之東京都北区赤羽綾野剛の回がよかった。

scotchhayama.hatenablog.com

 正月に暇だったので見たGYAOの無料動画を元に書いた記事。来年の正月もきっと何か見るんだろう。そういえば「黒い十人の秋山」をまだ観てなかった。観よう。

 

 

8位:季の美のジンは冷凍庫に入れておくべきである。

scotchhayama.hatenablog.com

 季の美の記事は昨年の「季の美 京都 ドライジンを飲んだ感想をウイスキーマエストロが語る 」に続き、検索流入が多かった。美味しいよね。

 

 

9位:京都・山元麺蔵はやっぱり素晴らしい!

scotchhayama.hatenablog.com

山元麺蔵は並んででも行くべき店。平日の開店前に行くのがベスト。

 

 

10位:シンゴジラの感想ブログで書いちゃう人はBlu-ray特別版3枚組を買ったほうがいい

scotchhayama.hatenablog.com

 今年も相変わらず検索流入の多い「シンゴジラでヤシオリ作戦とアメノハバキリの意味を考える 」や「シンゴジラの石原さとみの英語が酷いという風潮は日本特有の課題」をはじめ、シンゴジラ関連記事は根強い人気である。

 

 

2017年は80本のブログ記事を書いた。週に1〜2本である。2018年もこのくらいのペースで書いていきたい。

 

ブログタイトルの「学びと食、ときどきランニング」のとおり、このブログは学びと食、ランニングに関することをメインに書いている。

「食」は結構ランクインしてたけど、「学び」と「ランニング」についてはPVは伸びなかった。

個人的に好きなのはこちら。

「学び」部門:勉強家と場づくりの専門家集団による「大人の学び」プロジェクトで僕は何を学んだか?

scotchhayama.hatenablog.com

兼松さんと嘉村さんのコラボという楽しい時間を過ごせた。そしてすぐにブログに書いてアウトプットできた。学びはすぐにアウトプットするほうがいい。

 

「ランニング」部門:第23回 四万十川ウルトラマラソンに初挑戦〜雨の中の100km〜

scotchhayama.hatenablog.com

100kmを走りきったことは僕の人生の中で、かなり自信がついた。今度は晴れの四万十川を走りたい。

 

 

2018は「学び」についてもっと書いて自分の血肉にしていこう。

「ランニング」については久しぶりに平尾台トレイルを走りたいなぁ。

 

 

童貞なる君へ。今だから伝えたい!20年前に童貞だった男からのエール

僕は21歳まで童貞だった。

 

それが世間的に早いのか遅いのか分からないけど、現在進行形で童貞の人たちへ、僕の経験を語る形でエールを贈る。

 

高校の頃にAVが回ってくるようになり、自慰行為を覚えた。

 

同学年に初恋の女子はいたけど、友達の彼女だったので諦めた。でも、ふとしたきっかけでもらったお礼の手紙は高校を卒業しても持ち続けてた。

 

大学生になり、初めて入ったバイト先で好みの女の子がいた。なんとか話すきっかけを作ろうとしたけど、上手くいかなかった。

 

ようやく話せるようになって、帰り際に彼女が急いで嬉しそうに走っていく先にスポーツカーが停まってて、やっぱり彼氏いるのかと諦めた。

 

大学の近くに引っ越して、一人暮らしを始めて、すぐに始めたバイト先でたくさんの友だちが出来た。その中には女の子もいて5人組でカラオケに行ったり、バーに飲みに行ったり、一緒に旅行に行ったりした。

 

その中で特に気の合う女の子と二人でご飯を食べ、思い切って彼女の家に行き、映画を観ながらいい雰囲気になり、そのまま泊めてもらい、その朝に初めての性交渉をした。彼女は処女で、僕はビデオでイメージはあるものの童貞で、最初は上手くいかなかったものの、何とかやり終えた。

 

それからは猿のように性交渉をした。ビデオで勉強した様々な体位を試してみた。もちろん彼女の合意があっての上でだが。

 

駅弁はしんどい

バックはラク

騎乗位は早くイク

朝、相手がまだ寝てる時に弄って起こして後ろから抱っこしてそのまま行為に及ぶのは幸せ。

 

酔っ払ったら長持ちするけど、いろいろと失敗する。子ども出来やすい。

 

おかげで、デキ婚にはなったけど、付き合ってた当初から、この人と結婚したいと思ったので後悔は全くなくて、逆にまだ僕は大学院生だったので、踏ん切りついたし就活の背水の陣が敷けて良かった。

 

社会人になり、その後2人の子をつくり(一人は頑張り、もう一人は予定外だったけど、酔っ払った勢いだったけど)、今は家族5人で、エンゲル係数は年々高くなりつつも、それなりに幸せに、なんとか生きている。

 

童貞を卒業して20年経った今、振り返ると、童貞から非童貞になって一番良かったのは、夢である。

 

夢のリアリティである。

 

エロい夢のリアリティである。

 

性交渉をする夢のリアリティである。

 

 

童貞の頃は女性と性交渉をする夢を見たとしても、肝心の秘所についてはイメージできなかった。あそこはノッペらぼうだった。つるぺただった。結局挿れれなかった。

 

しかし、非童貞となり、リアルに女性の秘所を眺め、弄び、挿入する経験をしたら、夢がリアルになった。

 

すんごい素敵な女性とコトに及ぶ夢を見ることが稀にあり、その秘所もありありと映像化され、果てる時も最高の絶頂を味わうことができた。

 

好きな芸能人と行為に及ぶこともあった。

 

童貞と非童貞の違いは夢精の質に顕れる。

 

童貞の諸君!ぜひ楽しみにしてて欲しい。

 

いま現在、相手がいないのであれば数万円出してプロのお世話になってもいい。

 

童貞から非童貞になることで見れる夢のリアリティが変化するはずだ。

 

そうすれば、もはや性欲に金を払う必要はない。安泰だ!

 

これが僕の伝えたいことである。