学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

7日間ブックカバーチャレンジ漫画編6日目「BLUE GIANT SUPREME」

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漫画でジャズを描く

 

漫画だけど音が聴こえる

 

9巻のレコーディングのシーンが好きだ。

 

ネクタイをしめ、寡黙で真面目なレコーディング・エンジニアがNUMBER FIVEの音を聴いて驚愕する。

 

彼らは本物かもしれない。

 

彼らは僕の意見を求めてきた。

 

それも重要な局面で。

 

NUMBER FIVEは特殊なバンドなんだ。

 

彼らのために僕は何をすべきか?

 

レコーディング最終日に2つの提案をする。

まずレコードにする。楽器本来のサウンドに近づける。荒々しさや楽器の温かみが残せる。NUMBER FIVEにはその作業が必要だと思います。

 

もう1つの提案。1曲目から、録りましょう。1曲目からラストまで通しで、1テイク。一発で、アルバムの全てを録音するんです。NUMBER FIVEは、曲を追うごとに熱量が上がります。そこには1曲ではとらえられない、何曲かを通してのドラマがあるんです。ライブの全て、スポーツなら一試合丸々を収録する。それがあなたたちのレコーディングだ。

 

それ、いいっすね。

 

1曲目、Recording

2曲目録ります!  3、2、1、

3曲目‼︎ 3、2、1、

4曲目。

5

6

Yeah‼︎

最高だ‼︎

 

クールなレコーディング・エンジニアがここまで熱くなる。

NUMBER FIVEのデビューアルバム。聴きたい。