2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
元割烹料理人が言った。 料理は究極的には水と油と塩。 そーだなーとしみじみ思った。 水と油の出し入れ 仕上げの塩加減 シンプルに調理すればするほど素材の味が生きる 私も素材の魅力を最大限に引き出してあげたいな。
私が彼女と初めて会ったのは、おじいちゃんのお葬式の時だった。 初めて身近な人が亡くなり、初めてのお葬式だった。 その頃の私は大学4年生で、研究室に配属された直後だった。 おじいちゃんは朝起きたら亡くなっていたそう。脳溢血だった。 お酒の好きな…
コロナの影響で家飲みをすることが多くなった。 ウイスキーの空き瓶がすごい勢いで増えている。 ウイスキー以外の食に関する費用も嵩み、エンゲル係数がすごいことになっている。 だから、ウイスキーはブレンデッドの安いやつばかり買っていたが、そろそろシ…
夢枕獏の「陰陽師」 漫画化や映画化にもなった。 漫画は岡野玲子が描いた。 映画では野村萬斎が安倍晴明で、伊藤英明が源博雅だった。 どちらも世界観が確立されててよかった。 原作でも晴明と博雅の掛け合いがいい。 物語は博雅が晴明の家に行き、酒を酌み…
内村鑑三「代表的日本人」 新渡戸稲造「武士道」、岡倉天心「茶の本」と並ぶ、日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作。 内村鑑三が、奔流のように押し寄せる西欧文化の中で、どのような日本人として生きるべきかを模索した書。 代…
ヘミングウェイの「老人と海」 モヒートとフローズンダイキリが飲みたくなる。 夏の暑い日にそれらを飲みながら、木陰でくつろいでじっくり読みたい。
今日は母の日。 カーネーションを一輪買って、息子に「今日は母の日だからママに渡しておいで」と言って渡した。 息子は喜んでママに駆け寄り、カーネーションを渡した。 「ありがとー」と妻はハグをしていた。 花瓶に活けるため、茎をカットしたらしく、そ…
司馬遼太郎対話選集1「この国のはじまりについて」 湯川秀樹との対談もある。 ノーベル物理学賞を受賞しているのにやたらと歴史に詳しい湯川秀樹。 対談では司馬遼太郎よりもかなり話してる。 丸顔と細面の違いについて 出雲と朝鮮について 蒙古語と日本語の…
西加奈子「ふくわらい」 第1回河合隼雄物語賞 受賞作 選考委員のひとり、上橋菜穂子はこのように選評した。 「物語としてしか命を持ちえない作品」 物語が命をもつ、というのは、 これしかない、と思い込んでいた世界の姿が、その物語を読むことで、ぱっと吹…
キメラアント編が始まった時はまだ大学生だった。ジャンプで週刊で読んでいてワクワクしていたものだ。とくにカイトとネフェルピトーの対戦はこれまでにないやばさだった。 その後は休載が多く、作者が生きてる間に終わるのかハラハラしながら楽しみに、ずー…
前田慶次の名を世に知らしめた「花の慶次 ー雲のかなたにー」の原作本「一夢庵風流記」は隆慶一郎の歴史小説である。 この本を読んで歴史小説にはまった。 隆慶一郎はかぶき者や漂泊の民との親交を一貫して書いている。 漂泊の民は京の河原などに移り住み、…
漫画でジャズを描く 漫画だけど音が聴こえる 9巻のレコーディングのシーンが好きだ。 ネクタイをしめ、寡黙で真面目なレコーディング・エンジニアがNUMBER FIVEの音を聴いて驚愕する。 彼らは本物かもしれない。 彼らは僕の意見を求めてきた。 それも重要な…
「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」は村上春樹のエッセイ。 奥さんと二人でアイラ島とアイルランドを巡り、村上春樹は文章を書き、奥さんは写真を撮った。 僕がウイスキーエキスパートを取得するきっかけとなった本である。 アイラ島。 シングル…
寄生獣の頃から好きだった岩明均さんが2004年から開始したヒストリエ その前の短編ヘウレーカも持ってる。 古代の話はいい。 岩明均さんの本は1巻でも読みごたえがある。 セリフはそれほど多くないのに。 残虐シーンが多いのに。 読ませる。 いいよねー。
人生で大切なことは漫画から教えられる。 リアルは車椅子バスケの漫画である。 スラムダンクの井上雄彦が描いている。 もうそれだけで読む。 スラムダンクもそうだったけど、リアルも名言がたくさんある。 特に好きなのは13巻 スコーピオン白鳥復帰戦 つい…
人生で大切なことは漫画から教えられる。 羽海野チカ「3月のライオン」は将棋漫画である。 棋士それぞれの生き様が描かれている。 8巻では66歳の老棋士・柳原棋匠が登場する。 私はこの柳原棋匠と島田八段の勝負が好きだ。 柳原棋匠は66歳で現役A級、タイト…
人生で大切なことは漫画から教えられる。 私がベルセルクに出会ったのは1997年、最初のアニメ版だった。 蝕のインパクトが凄すぎて、コミックを買いだした。 以来、20年以上読み続けている。 最近はマンガワンで全巻期間限定で読めることもあり、再び読み返…