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甲野善紀先生が語った手裏剣と歯車の話

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甲野善紀先生の古武術講習会に参加した。

 

場所は京都のNINJA DOJO

 

隠し扉に畳があり、棒手裏剣の練習もできる。

 

 

短めの棒手裏剣は人差し指と中指の間に剣をのせ、親指で持ち手をそっと押さえる。

 

人差し指の横を剣が滑るように、振りかぶって投げる。

 

的に対して大きな円弧を描くように投げる。

 

円弧の軌道と的の距離が適切であれば刺さる。

 

初心者は10回に3回刺さればいいほうらしい。

 

2回目の講習会でようやく2度、刺さった。

 

刺さると気持ちいい。

 

 

甲野善紀先生は色々な話をしてくれた。

 

職人の超絶技

 

たたら製鉄

 

介護するときの楽な方法

 

ひもを使った楽な階段の上り方

 

火傷したらお湯で温めると治りが早く後に残らない。

 

 

中でも、最後にした歯車の話が印象に残った。

 

歯車は素数でできている。

 

素数でできていると、相対する歯車のいろんな歯と噛み合うので、均等に磨耗する。

 

素数でできているといろんな出会いがあり、長持ちする。

 

人間関係も同じだと思う。

 

いろんな人と出会ったほうが刺激がたくさんあって長生きするんじゃないかな。