組織にいながら、自由に働く
仕事の不安が夢中に変わる「加減乗除の法則」
ABDに参加した。
Active Book Dialogue
読む→まとめる→伝える→対話
の3時間。
まとめるときは抜き出し。自分の考えや感想は対話でね。プレゼンリレーは“著者”になったつもりで。
今回は本の編集者が好意で、書籍のエッセンスが書いてある小冊子を用意してくれてたので理解が進みやすかった。
働くメリットは6つ
①楽しい
②社会的意義
③成長可能性
④感情的プレッシャー(怒られないため、嫌われないため)
⑤経済的プレッシャー(食べていくため)
⑥惰性(昨日もやってたから)
モヤモヤの正体は「不安」と「退屈」
能力が低いのにプレッシャーあると「不安」
能力高いのにプレッシャーないと「退屈」
夢中になるための3条件
①やりたい(プロセス目的的)
②得意(強み)
③喜ばれる(利他的価値)
「暇」と「退屈」は違うもの
暇があって夢中なのは自由人
暇がなくて退屈なのは歯車
働き方の4ステージ
加+ 出来ることを増やす(新入社員とか仕事変わったばかりの頃)
減− 好みでない作業を減らし強みに集中(プレイングマネージャーの脱却)
乗× 磨き上げた強みに別の強みを掛け合わせる(仲間と遊ぶ)
除÷ ひとつの作業をしてると複数の仕事が同時に進むようになる(自由が手に入る)
導入部分は練習で各自2ページずつ割り振り、1枚の紙にまとめた。
「楽」は各種コストを最小化する
「楽しい」はコストをかけてそれ以上のメリットを得る
モヤモヤを感じるときは「不安」か「退屈」になっている
フロー面談とは、
「仕事に飽きていないか?」
「不安を感じていないか?」
「フロー(夢中)でいるか?」
問いかけ、改善を模索する
難易度のチューニング
能力を高めながら「夢中ゾーン」へ
仕事に飽きないことが大事
飽きずにずっと続けられる思考と行動力
レールから外れても大丈夫とはどう大丈夫なのか?
加+の法則
「出来ることを増やす」とは何でもできることではなく、自分の凸と凹をハッキリさせることのベースづくり
「あらゆる仕事は作業」でその作業にどんな「意味」を見出しているのか?
目指すところは家に帰る時間になるまで夢中になれて「楽しかった!明日も来たい!」と思える状態
「好みでない作業」を減らして「好みの作業」に置き換えていく、増やす
→まずは把握するために書きだす
そのためにもまずは今いる部署で頼まれた業務をやってみる
→その上で「好み」と「好みでない」を分ける
大事なのは「好みでない作業」からは全力で逃げる
ゴールはプロセスを楽しむこと、好みの作業を見つけること
「ニガテ」を深掘り、好みでない作業については避け、好みの作業に寄せていく
働く理由は、
①楽しい
②社会的意義
③成長可能性
④感情的プレッシャー(怒られないため、嫌われないため)
⑤経済的プレッシャー(食べていくため)
⑥惰性(昨日もやってたから)
ニガテな仕事は好みに、腕を磨くチャンスを喜ぼう。
一人でもいいから、お客さんに喜んでもらえる仕事をしよう
落ちている仕事は拾ったもん勝ち
落ちてなくても気づいたら拾おう
全体がみえる→つながり→工夫→責任→成長スピードUP
加→減ステージへ
強みを磨くためにいらないものを捨てる!
捨てるのは「仕事の常識」!!
紹介します、TARO OKAMOTOのコトバ
「人生は積み重ねと言われるが、ぼくは積み減らすべきと思う」
夢中3条件(減ステージ)
①やりたい
②得意(強み)
③喜ばれる(利他的)
ひとつでも欠けたら手放す。手放すことで強みを磨いて自由になる方法を考える
前提として「自由な働き方」って何?
自由・・・自分がやりたくてやる
他由・・・他人がやれというからやる
自分ごとにできればOK
安定から自由になる
安定≠不変・不動
変化が常態化する、つまり変化しないことのリスクを重くみる!変化を怖がらない。
レールから自由になる
レールから外れること、実際に外れてみると、ゲームオーバーにもならなければ特に困ることもない。外れても大丈夫!
「あいつは終わった」と言われたら自由の道が開かれたと喜ぼう
自分の能力が発揮できないポジションに居続けないこと
社内で出世にこだわらず、社外で有名になる
ルールから自由になる
他律・・・他人が決めたルール
自律・・・夢中ゾーンにいる時間を増やすための自分ルール
ルールの作り方
NGを超えなければいい。正解に居続けなくていい。
評価から自由になる
「あいつは管理しないほうが仕事してくる。変なやつなので遊ばせておけ」と思われる。
許可から自由になる
ゼロ予算&無許可でやる方法を考えよう。
びっしり詰まったスケジュールから自由になる
自分の強みを磨くために夢中になれる遊びに時間を使う。
なるべく大きな余白をつくる。
ロールから自由になる
自分の強みを活かして新しいつながりを生み出すことが価値
お客様から自由になる
自分の考え、想いに共感、強みを評価してもらい、自然体でお客さんとつき合う。
お金から自由になる
実力よりちょっと少なめに給料をもらう
収入源を複数もっておく
「強み」と「強み」の物々交換
お金以外の報酬で元を取る
苦手なコトから自由になる
減ステージでは加ステージの強みも手放し、どの強みに集中するかを決める。
自由になるには「みんなと同じことをするのをやめた」引き算の成果
例)上司の許可を得たくなる弱さ、弱みを頑張って克服すること等
流れに運ばれるように浮いていること
浮くために軽くする(手放す)組織・待遇などにしがみつかない。
流されるのと流れに乗るのは大違い。自分を殺して周りに合わせると停滞する。
自分の好き嫌いの対比表を作って、自分の取説を周りと共有すると、やりたいことをやれる機会が増える。
浮くと、いいことが起きる
組織のしがらみを断って浮くことで、面白い人・価値観の合う人と出会える
強みの掛け算が起こり、色々な人と共創できる可能性が広がる
素人目線で価値創造する
成功体験をしに他流試合へ出る
他流試合の強みは「素人目線」←賞味期限は半年
自分にとっての当たり前は他人にとっての当たり前ではない。
展開型7つ
①夢中ゾーンのキープ
②好みの情報発信
③頼まれごとは「はい」「いいえ」
④趣味にしがみつかない
⑤流れの「意味」を考える
⑥迷ったら正しいよりワクワク
⑦やった甲斐があると思える
↓
乗のステージ
共創=チームづくり
「文化をつくる」は無敵ワード
心理的安全性
凹をさらす→自然体
シナジー効果「滝の法則」→異なるタイプをフラットに!
お客さんとチームをつくる
パラレルワークではなく統業
自分の強み作業をやりながら、関わるすべてのプロジェクトを同時進行
マルチタスクではなくシングルタスク風
一見関係ない複業がすべてつながっているようにする
自分が提供している本質的な価値は何かを自覚すること
つながり方を俯瞰的かつ中長期的にデザインすること
すべての仕事はつながっている
複雑なものは複雑なまま扱う
本質がどこにあるのか見極め、働きかけはシンプルに
ワークライフバランスではなくライフワークバランス
ライフワーク(夢中3条件「やりたい」「得意」「喜ばれる」にあてはまる仕事)と呼べる活動が何パーセント占めるか?
複数の立場を使い分け、それぞれの強みを活かす
持ち帰って検討しますをなくしていこう
いつもと同じことをやると喜んでもらえる
除のステージ
分けられないことは分けられない
分けられないままで楽しもう
すべての仕事につながっている因果関係の経路が見えている
本質+そのままシンプル
組織における6つのポジションの変遷
①中央ステージ→全体把握
②創業ステージ→プロジェクトの立ち上げ、全部経験する
③窓際ステージ→好きなことに集中
④出島ステージ→評価から自由になる
⑤離島ステージ→リモートワーク、自分が会社にいなくても誰も困らない
⑥衛星ステージ→会社には基本いない。外側をぐるぐる回る
キワモノたちは際に集まる
キワモノとは多数派とは異なる自分なりの考えを持っている人
変化が生まれやすい「際」に好んで生息
自分は何者か?提供価値は何か?
例)遊びまわるアリ→組織の壁を越え、価値ある何かを見出し繋ぎ合わせ、新しい何かを創り出す人
働き方のゴールはどこにある?
「ありがとう」と言われて喜んでいるうちは二流
自分と関わる人たちはなぜか上手くいく「何もしてない風」のプレースタイル
はじめは変人と言われていたが、最近は自由すぎるサラリーマンと言われる。
働き方の変化、自由を求める人々が増えた。
スゴイ人とスゴクナイ人の違い
スゴイ人は、志高く、夢に向かって折れない心を持ち、荒波をも打ち砕きながら目標を達成する人
スゴクナイ人は、モヤモヤを抱え、仕事が向いてないと思い、組織の歯車となり、仕事に追われる毎日を過ごし、燃え尽き症候群となり、働きたいのに働けない人
フリーランサー→Eランサー
新しい経済の基本単位が個人になり、固定化した組織でなく、流動的チームとなり、仕事が終われば次の仕事を求めさすらう
byトーマス・マロン(1998年)
働き方「加減乗除」
タイミングが大事
価値を見出しながら仕事を楽しむ
自由は面倒くさいが、自分はどんな大人になるか楽しもう!
ここまでがABDのまとめ模写。
ここからが持論。
僕はいま、組織の中で自由に働いている。
「IoTマーケティング」や「働き方改革」「企業理念の浸透」という錦の御旗を掲げながら、
"Whisky worth spreading"をライフワークとして、一人でも多くの人にウイスキーの素晴らしさ・可能性を伝えている。
隙があれば普段の仕事の中にもウイスキーを差し込む。
酒IoTを推進してみたり、社内外交流のバー企画を運営しつつ「世界一美味しいハイボール」を提供したり。ウイスキーは何にでも合わせられることを少しずつ証明している。
ウイスキー以外では全力を出さない。
求められれば応じるけど、基本的に自分が面白そうと思うかが価値基準だし、Mustでない会議には出ない。
そうすると空き時間が増える。ずっと定時退社。社外にはオモロイ人がたくさんいる。オモロイ人を社内とつなげば何かが起きる。その隙間にウイスキーを注ぐ。社内バーを開く。世界一美味しいハイボールをつくる。
そのようにして僕は「ラフロイグ10年」になっていく。