学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

ゲーム中毒の息子への親心が引き起こした錯覚

僕の長男は小学五年生でプチ引きこもり。

 

土日は一歩も外を出ないことが多い。

 

家族5人で出かけようと誘っても大抵ひとりで留守番する。

 

宿題をせず一日中ゲームとマンガばかり。

 

しかも日中だけで無く、ベッドに入ってからもこっそり忍ばせたDSをやっている。

 

ほぼ毎日、その様子を見つけた母親にDSを取り上げられ怒られている。

 

僕は息子と二段ベッドで寝ていて、僕が上で息子が下に寝ている。

 

僕は二段ベッドの上で、いつも母親に怒られる息子を、懲りない奴だなぁと思っていた。

 

夜中ベッドでやってない時は朝早く起きてリビングでNintendo switchをやってることもあった。

 

土曜の朝7時に僕が起きて朝ごはんを作ろうとしたら、リビングのソファで丸くなっている息子を発見したこともある。

switchのゲーム画面がついたままソファで寝ていたのだ。深夜2時ごろに起きだしてゲームをしてたっぽい。バカだ。ゲーム中毒もここまで来ると呆れる。

 

 

 

 

朝4時半に目が覚めた。

 

下の段にいる息子の方から、かすかな電子音が聞こえた。マリオがジャンプするピューンって音や三段ジャンプした時の「ヒャッハー」というマリオのかけ声っぽい音が断続的に聞こえる。

 

またDSをベッドに持ち込んでやってるんだな!と、怒りを覚え、下を覗き込んで見た。

 

息子は寝ていた。

 

手にはDSを持っていなかった。

 

 

ゲームの電子音だと思っていた音は、息子の寝息だったのだ。

 

 

鼻づまり。