とある大学生向けにオンライン授業の講師をしました。
2日間のワークショップ設計と当日のファシリテーションを担当したので、その中身を紹介していきます。
前回はこちら
みんなの○○係が決まったので、いよいよチーム名を考えていきます。
AI(Appreciative Inquiry)の4つのアプローチでいうところのStep2:理想(Dream)です。
チームメンバーそれぞれの係を見渡して、それらをひとつにしたときに何ができそうか?を考えていきます。
また、あらかじめ選んだSDGsのテーマと組み合わせてみるのも良いでしょう。
例えば、
SDGs1貧困をなくそう × ウイスキーなら何が考えられそうか?
SDGs4教育 × ウイスキーなら何ができそうか?
SDGs12つくる責任・つかう責任 × ウイスキーだとどこのパートを切り出して考えようか?
私の例でいえばウイスキーという得意領域と掛け合わせてみることで、新たな切り口の解決策が思いつくかもしれません。
個人の強みを組み合わせてチームを作ろう
ギャップアプローチではなくポジティブアプローチで、凹ではなく凸で、それぞれの突出した強みを活かして、さらにその強みを磨くようにチームを作っていくと理想(Dream)が叶うかもしれません。
チーム名を考えるワーク
以下の3点を意識してチーム名を考えます。
1.チームメンバーそれぞれの係を見渡して、それらをひとつにしたときに何ができそうか?
2.あらかじめ選んだSDGsのテーマと組み合わせてみる
3.次の事業企画につながるように顧客や課題を想定しておく
ワークシートはグーグルスライドでチーム分用意しました。
中央にチーム名を、その周りにチームメンバーのbeの肩書きを配置し、メンバーの強みを活かしやすいようにしました。
また、SDGsのアイコンをチーム名のそばに置くことでSDGsテーマとの組み合わせを意識できるようにしました。
チーム名を考えるワークは10分でやってもらいました。
その後は、各チームのチーム名を発表してもらいます。
そして、チーム名の由来や気になったところなどを質疑応答で深めてもらいます。
チーム名はチームの強みを表しています
メンバーのbeの肩書きとチーム名を眺めればそのチームの強みが見えてきます。
この後のリーンキャンバスのワークの時にもこのシートは使います。
次回はリーンキャンバスについての解説です。